エコロの培養土の微生物多様性は、他社の培養土（A社のもの）と比較して、最大2.58倍高いことが確認されました。また、販売価格が2倍のB社の培養土と比べても同等。つまり、多様な微生物が存在していることが明らかとなりました。また、一般生菌数においてもエコロの培養土（花の土の改良版を除く）は、最大200倍以上多く、微生物多様性に富む結果を裏付けています。

エコロの培養土の微生物活性値は、他社の培養土（A社のもの）と比較して、最大8.10倍高いことが確認されました。また、販売価格が2倍のB社の培養土と比べても同等です。植物の生育は、微生物の活動によって、土に含まれる有機物・雑草や野菜残渣等が分解され、土の中にミネラル（植物が吸収しやすい肥料成分）が蓄積されることで促進します。つまり、エコロの培養土を使用することで、『化成肥料の使用を抑制・不要化し、循環型の農業に貢献する』ことが期待されます。

pHの数値について大多数の野菜がph6.0～7.5の間で育ちやすいと言われていますが、エコロの培養土のpHは花の土、野菜の土いずれも6.0～7.5の範囲内に収められています。つまり、エコロの培養土は土壌の水素イオン濃度が中性に近いためA社B社より栄養素が植物にとって利用しやすくなることが明らかになりました。

エコロの培養土のEC（電気伝導度：植物が吸収しやすいミネラル分（無機成分）を可視化した数値）は、他社の培養土と比較して、最大3.74倍高いことが確認されました。つまり、エコロの培養土はミネラルを豊富に含む培養土であり、植物生育を促進する土であることが明らかとなりました。

※　野菜の土(エコロ)がA社　培養土より3.74倍高い

硝酸態窒素の理想的な範囲は2.0～3.0mg/100gと言われていますが、花の土が2.7mg/100gであり野菜の土が3.1mg/100gとエコロの培養土がいかに優れているかが理解できると思います。A社に関しては0.5mg/100gと2.0mg/100gに到達をしていない、B社に関しては過剰摂取の危険性があり植物の栄養不足や毒性の問題を引き起こす可能性があるため総合的に判断して、A社B社より植物が健康的に旺盛な成長が期待できるでしょう。

エコロの培養土において、花の土は窒素以外の成分の配合バランスが良いことが明らかとなっています。一方で、A社及びB社の培養土は窒素成分に対して、その他の必須肥料成分、中量の肥料成分のバランスに偏りがあることが認められています。

図.エコロの花の土、野菜の土、A社土及びB社の培養土の硝酸態窒素、リン酸、カリウム、石灰及び苦土の偏差値

エコロの培養土の透水係数は、他社の培養土と比較して、最大2.29倍高く、水が浸透しやすく土全体に水が行き渡りやすい培養土であることが明らかとなりました。また、三相分布において、気相および液相の割合が高く、密度が低いため、やわらかくフカフカな培養土であることが証明されました。

エコロの培養土の臭気（悪臭）成分は、他社の培養土と比較して、最小0.13倍と顕著に少ないことが明らかになりました。つまり、肥料素材が完熟しており、腐敗がない（少ない）、良質な土であることが証明されました。また、悪臭成分が少ないため、環境ストレスによる植物生育の阻害リスクや農家・周辺環境への悪臭ストレス・土壌汚染リスクが極小化された肥料であると結論づけます。